ヒートショックプロテイン(HSP)って?
お風呂に入るとカラダがぽかぽかと温かくなってすごく気持ちいいですよね?ほっこりしてリラックスできる瞬間です。でも、実は心身ともにリラックスできるだけじゃなくて、お風呂の温浴効果でカラダの中では、細胞の損傷を修復したり免疫力を高めるプロテインが作られているんです。
熱によるストレスで作られるプロテインなので、ヒートショックプロテイン(HSP)と呼ばれています。
ヒートショックプロテイン(HSP)の働きは?
ヒートショックプロテイン(HSP)がどういったものかわかってもらえたと思います。では、カラダにヒートショックプロテイン(HSP)があるとどうなるか?についてお話します。
傷んだ細胞を修復してくれる
ヒートショックプロテイン(HSP)は、ストレスや紫外線、疲労などによって傷んだ細胞を修復してくれます。だから、細胞はいつまでもみずみずしく健康な状態で保つことができます。
免疫力を高めてくれる
日々の仕事の疲れやストレスは、アナタが気付かないだけで身体に相当なダメージを与えています。あと、忙しい現代人は食事の時間や栄養バランスも不規則です。こういった要因で低下した免疫力を高め、風邪などの病気に対する抵抗力を高めてくれます。
自律神経のバランスを整えてくれる
都会に暮らすOLやサラリーマンは常にいろんな車や電車の騒音、ネオンや車のヘッドライトなどのストレスが原因で自律神経が失調しています。睡眠障害が出たりと症状は様々ですが、放っておくと様々な病気のもととなります。ヒートショックプロテイン(HSP)は自律神経を整える役割を持っています。
ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法
それでは、ここからヒートショックプロテイン(HSP)入浴法をご紹介していきます。特別なことは何一つありません。いつもの入浴にすこしルールがあるだけで、今日からすぐに実践できます。ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法を取り入れて健康なカラダ作りに役立ててください。
入浴前の水分補給
ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法の前に、しっかりと水分補給をしておきましょう。目安は500ml位でよいでしょう。湯船に浸かっているとわかりにくいのですが、汗が大量に出ているので脱水で血液がドロドロになります。
体温を測る
これも大事なことです。ヒートショックプロテイン(HSP)は体温が38℃まで上がって作られるたんぱく質なので、入浴中も舌の下で体温を測りましょう。体温計がない方は、入浴時間の目安を記しますので参考にしてください。
- 40℃のお湯 → 入浴時間約20分
- 41℃のお湯 → 入浴時間約15分
- 42℃のお湯 → 入浴時間約10分
入浴後は保温する
ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法で大事なことは、体温38℃で熱ストレスたんぱく質が作られます。だから、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴のあとは、カラダの水分をしっかりとふき取り、すぐにゆったりとしたリラックスできる服を着て保温してください。目安ですが約15分くらいがいいと思います。
最後に水分補給
そして、発汗で失った水分を補給してください。水分が失われたままですと、ドロドロの血液のままですので血行も悪くなりますし、老廃物の排泄もスムーズにできないためデトックス効果が薄れると思います。
一週間に2,3回を目安に繰り返す
ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法は1週間に2,3回で十分です。それ以上繰り返しても熱ショックたんぱく質が作られる効率はあまり変わらないと思います。
さいごに
簡単にヒートショックプロテイン(HSP)入浴法を説明しました。この入浴法は免疫機能を強くしたりする効果が期待されています。医学でも応用されているようで、がん患者にも勧めているとか・・・私は医師ではないので詳しくはありませんが、がんという病気は免疫機能が大きく関係しているようです。がんに効く治療法になればいですね!
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