人の免疫機能を低下させる要因はさまざまです。騒音や閃光、サラリーマンやOLの方たちなら同僚や上司との対人関係などがストレスとなり免疫が低下することも。
免疫が低下すると病気になったり、睡眠障害に陥ったりうつ病などの深刻な精神疾患にかかったりします。ヒートショックプロテイン(HSP)は細胞を修復したり、免疫力を正常にしたり自律神経を正常にする働きがあるとされています。
ヒートショックプロテイン(HSP)が免疫機能にたいしてどのような作用があるのかご紹介します。
白血球の増加
白血球は、体の中に侵入してきた細菌やウィルスをやっつけてくれる、いわば悪者をやっつける兵隊みたいな働きを担っています。体の中に細菌が侵入すると体内に取り込んで食べてしまいます。ヒートショックプロテイン(HSP)は、この白血球を増やすように作用することが期待できます。
リンパ球の増加
リンパ球は白血球の一種で、3種類に分類されます。- 司令塔の役割を担うT細胞
- 抗体を作って体を守るB細胞
- 『がんの殺し屋』NK細胞
司令塔T細胞
司令塔の役割を担うT細胞は、白血球の仲間マクロファージから病原体侵入の知らせを受けると、B細胞に伝えます。
抗体を作るB細胞
B細胞は、T細胞からの指令で病原体に対抗するため抗体を作ります。そして、病原体の特徴を記憶しておくこともできます。
『がんの殺し屋』NK細胞
『がんの殺し屋』NK細胞は、その呼び名の通りがんを発見し独自に判断して、がん細胞を攻撃します。
まとめ
ヒートショックプロテイン(HSP)は、別名熱ストレスタンパク質とも呼ばれています。このヒートショックプロテイン(HSP)を上手に増やす方法は、お風呂に入ることで簡単にできます。毎日でなくても2,3日に一回の割合で大丈夫です。
ぜひ、健康づくりの為に活用してください。
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